鋼線ロープを用いた電動ホイストに関する建設知識
電動ホイストにはさまざまな種類があり、ワイヤーロープ式電動ホイストはその中でも特に多く利用されています。ワイヤーロープを用いた昇降装置は、機器全体の耐用年数にとって極めて重要です。本日は、ワイヤーロープの構造に関する基礎知識をご紹介します。
電動ホイストにはさまざまな種類があり、ワイヤーロープ式電動ホイストはその中でも特に多く利用されています。ワイヤーロープを用いた昇降装置は、機器全体の耐用年数にとって極めて重要です。本日は、ワイヤーロープの構造に関する基礎知識をご紹介します。
鋼線ロープは、高強度の鋼線を多数撚り合わせて製造されます。用途に応じて、構造や撚り方には単撚り、二重撚り、三重撚りなどの種類があり、それぞれ異なります。クレーン用の鋼線ロープは二重撚りロープを採用しており、まず鋼線を束にして撚り、次にその束を撚り芯に巻き付けてロープを形成します。
ロープの芯材には、有機素材、綿、アスベスト、または金属が用いられます。有機芯を備えた鋼線ロープは柔軟性と弾性に優れ、濡れ性も良好ですが、側圧には耐えられず、時折高温状態にさらされることがあります。アスベスト芯の鋼線ロープも上述の特性と類似していますが、高温条件下での使用が可能です。金属芯は、独立した鋼線から構成されるQa型と、鋼線撚り条からなるQNi型に分けられます。金属芯の鋼線ロープは高い強度を有し、高温や側圧にも耐えますが、潤滑性は劣ります。一般的には有機芯の鋼線ロープが広く用いられ、高温下で使用する場合には、シーワイ芯または金属芯のものを選定するのが望ましいです。ドラム上に多層巻きを行う場合は、金属芯の鋼線ロープを使用するのが適切です。
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